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大心劇場/フジセントラルF-5

詳細データ

上記データは2013年時点のものです。

大心劇場物語

大心劇場

高知県に、流し込み上映をしている館主さんがおられると聞いて出かけた「大心劇場」には、びっくりすることがたくさんありました。

まずは映画館のある場所。土佐くろしお鉄道「安田駅」から、安田川に沿って車を走らせると、人家がなくなってしまいました。
道が間違っているのか、と不安になるほど、道は細くなり、くねくねと曲がっていきます。不安が募ったところで「大心劇場」の看板が立っていました。そして、姿を現したのが、喫茶店「豆でんきゅう」と「大心劇場」でした。

手作りの看板が、なんともいえない味わい!
そして、入口には戦前のものではないかと思われる映写機「ミクニ」が、初代の館主(現館主・小松秀吉さんの父)の写真とともに飾られていました。

館内に入ると、壁一面に貼られて古いポスターが出迎えてくれます。一瞬にして昭和にタイムスリップしてしまいました。


映写機物語

フジセントラルF-5

詳細データ

  • フジセントラルF-5
  • 富士精密工業
  • 1954年製

映写機の台座の部分は2代目のもので、映写部分は「土佐山田東映」から譲り受けた「フジセントラルF-51」で、もう60年近く動いていることになります。サウンド部分は、2012年秋に音が出なくなってしまい交換されたとのこと。
3つの部分がそれぞれ別々の、いわゆるつぎはぎ状態の世界で唯一の映写機ということになります。

1台の映写機を止めることなく、フィルムとフィルムを貼り付けたまま、流し込んで映写を続ける神業「流し込み上映」を撮影させて頂きました。

映写室は、父と一緒に「流し込み上映」のために、いろいろ工夫されたそうで、フィルムを掛ける柱は裏の山から切ってきたものだそうです。話をお聞きすればするほど圧倒されてしまいました。
小松さんの父が、隣の集落で映画館を始めたのが「大心劇場」の始まり。現在の地に移っても、映画が大好きな秀吉さんが継続されて、現在に至っています。

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