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善映館

詳細データ

  • 岩手県九戸郡洋野町阿子木13-37-4
  • 19,000人
  • 1955年開館 ~ 現在
上記データは2013年時点のものです。

善映館物語

善映館

岩手県で、長年、巡回上映をされている方がおられるとお聞きして、その方が歴史ある映画館「萬代館」の上映を手伝ったおられたということもあり、お尋ねすることにしました。

すると、なんと、「秘密の映画館へ案内しますよ」とご案内くださったのが「善映館」。ご自宅の裏にありました。

50年以上も巡回上映をされている北村光男さんの父・善一さんが、昭和30年に建てられた映画館です。
当時、炭の販売をされていた善一さんが自宅の裏に大きな木造の建物を建て始めた時、12歳だった北村さんは、「大きな炭置き場を建てていると思った」そうですが、出来上がったら映画館でびっくり! 家族総出で営み、映画館は満員になることも多く、後に2階を増設したそうです。
その後、北村さんは映写技師の見習いに出て独立。たくさんの巡回上映をしてこられ、70歳の現在も現役です。

今は「善映館」を会場に「二ツ屋映画祭」を年に一度開催していて、町の人たちが踊りなども披露し、それはそれはお祭り騒ぎだそうです。


映写機物語

詳細データ


現在の「善映館」には映写機はありません。上映の時は巡回上映で使用している映写機(新響電気工業)を設置しているそうです。

映写室に置かれている映写機台です。昔はフィルムの巻数が多かったので、順に置いて間違いなく上映できるように、更に取り出しやすいように三角に削られている、フィルム置場を兼ねた映写機台です。上部は油が滲みこんで黒光りしているのも歴史を感じさせてくれました。

炭焼きと農業が中心の東北の小さな町に映画館があって、その映画館が今でも町の人たちに年に一度楽しみを与えているというのはステキなことだなぁ~と思いました。

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